フランジ配管や機器の固定等にSUSのボルトナットで接続した場合、平ワッシャーもスプリングワッシャーも使用せず、ナットだけで締め付けしている場合が多くみうけられます。私は振動や経年による緩み防止のため必要と考え、使用するよう指導していますが、業者(特にプラントメーカー)は必要ないと考えているようです。国土交通省の工事監理指針にも明示がありません。本当に不要なのでしょうか。
官公庁関係
[回答]私見です
必要ないと思います。
ばね座金のメーカー情報、各緩み止めナット試験情報から判断します。
スプリングワッシャーの弾性、ボルトナットの軸力とのが不明瞭で不確定です。
また、スプリングワッシャーの断面形状から面圧の低下も予測され、逆に緩みの要因になると考えてます。
ねじ商社/販売系会社社員 2009-07-01 08:48:53
[回答]研究は色々あるようですが・・・
研究によって結論が微妙に違うようです。参考になりそうなURLをとりあえず2つ挙げておきます。
http://www.mech.chuo-u.ac.jp/~inouelab/sioda.pdf
http://www.fml.t.u-tokyo.ac.jp/~izumi/papers/JSME_flangenut2006.pdf
個人的にはスプリングワッシャーが効果を発揮する状態はかなり限定的なのでどうせ使うならサラバネ/皿ばね座金1枚が緩み止めには良さそうだと思っています。
また一般的な座金とはコスト的に競合しない機能部品にノルトロックなどもあります。
http://www.nord-lock.com/default.asp?url=2.30.37
ねじ商社/販売系会社社員 2009-07-01 11:40:34
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