ねじ頭の径による戻しトルクの違い

ナベコネジM2.6X4ねじ頭径4.2mm、平頭コネジM2.6X4ねじ頭径5.5mmで戻しトルクの測定を行いました。(締付トルクは0.25N・m)
結果は、平頭がナベコより高い値をとりました。
ねじやトルク係数の公式からねじ頭の径が小さい方が締付力が高いと判断できるので、当然戻しトルクも締付力の高い方が高いと考えていいたのですが、結果は平頭コネジが高いです。
この原因は何でしょうか?

大学/研究機関の所属者

[回答]くだらない返答ですが・・・

平小ねじのほうが頭が接触している面が大きいからじゃないですか。

ねじ商社/販売系会社社員 2008-11-17 08:54:05

[回答]材質が何かわからないのですが

同じトルクで締め付けた場合、座面の面積の小さいなべ小ねじの方が、軸力も高く座面の面圧も高いため、

1.軸力が高いのでねじが伸びる
2.面圧が高いのであいて部材がヘコむ

という2つの理由から、締結後になべ小ねじの軸力が低下したことが原因じゃないかと思います。
もちろん、同じ理由で平小ねじの軸力も低下しますが、なべ小ねじの方が著しく低下したということでしょう。

そもそも、こういう軸力低下がまったく無かったとすれば、締め付けトルクが同じならば戻しトルクは同じになると想像されるのですが、
「軸力が高いから戻しトルクも高いはず」
というのはどういうことでしょうか?

ねじ製造会社社員 2008-12-03 17:02:04

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