【質問】
ねじの先端形状「平先」の規格値を教えて下さい。
JIS B 0101で平先は「ねじ部先端に約45°の面取りを施し、端面を平らに加工したもの」とありますが、何に対してどれだけ平らではないといけないのかが分かりません。
B 1021も見ましたが記載されておりません。
仮にB 0419普通公差第2部を適用する場合は何の規格値とすれば宜しいでしょうか?
【背景】
弊社に納入されてきた、「六角穴付き止めねじ 平先 M6×6」の平先部端面が凹んでいる物がありました。
軸を止める為に使用していたのですが、平先端面中央が凹んでいるため、軸との接触面が減ってしまい緩んでしまいました。
納入先に確認するとJISで凹んでいてはいけないとは明記されていないし、仮にあった場合に、どれだけ平らでないといけないのか規格値が決められていない。との回答でした。
JIS B 0101の平先の定義を注記として追記し平らに加工してあること、としたいのですが、規格値は何を参照にすれば良いのかも追記したく調べたのですが分かりませんでした。
JISから外れた事を図面に記載してはコストアップ要因になってしまうので、専門家のご意見をお聞きしたくメール致しました。
お忙しいところ申し訳ございませんが、ご回答頂けます様、宜しくお願い申し上げます。
ねじユーザー企業(一般)
[回答]参考程度にて
六角穴付き止めねじの平先の先端に関しては規定がなく軸がゆるむということですが下記提案をさせてただきます。
1.止めねじ先端が当たる所の軸に穴加工をします(貫通ではありません) 六角穴付き止めねじのとがり先を使用して止める。つまり、先端が固定されてゆるみにくくなる。
2.止めねじの先端を棒先のものへ変更する。平先と異なり絞り加工を施してからの転造になりますので凹みは平先ほどないと思われます
現状品や上記2点に問わず、ねじのゆるみ止め加工した物をお勧めします
選択無し 2006-03-15 00:00:00
[回答]Re:ねじ先端形状「平先」の端面について
ご回答ありがとうございます。
相手軸を繰り返し調節の為、止めねじを開け閉めするので、軸を傷付けたくないのと、平部を切って位置を固定させてしまうのも作業効率上したくないので、平先を使用していたのですが、コスト的にあまり差がなければ棒先も検討してみたいと思います。
質問者 2006-03-20 08:59:12
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