当方では橋梁に使われる1部品としての支承の設計・製造を行っております(土木分
野)。
現在、過去の事例にも少ない大規模橋梁の検討を行なっているのですが、通常使われ
るボルト強度では耐力が不足するため、高強度材質のボルト検討を行なっておりま
す。
そこで、我々では従来 SNCM447(M68、M72)を検討していますが、このボル
トサイズの場合で、製造可能な最高材質の耐力を教えて頂ければと思います。
また、自動車業界や原子力業界(?)等では、最高どの程度の耐力のボルトまで使用
されているのでしょうか?
参考までに教えて頂ければ幸いです。
以上メ−ルで失礼しますが、宜しくお願い致します。
┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌
日 本 鋳 造 株 式 会 社
エンジニアリング開発部
鋼構造設計グループ
朝倉 康信
asakura@nipponchuzo.co.jp
〒210-9567
川崎市川崎区白石町2番1号
TEL 044-355-5033
FAX 044-333-4575
┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌
ねじユーザー企業(技術者)
[回答]M68/M72ハイテンボルト
1)SNCM447の選択は間違っていませんが,熱処理性能に関しては過剰品質の傾向です。同材の臨界直径はφ170mmですから。
2)橋梁の高力ボルトでは1960年代から,その遅れ破壊感受性が課題になっていました。
3.詳しくは,松山晋作「遅れ破壊」日刊工業,1998をご参照さればよいのですが,絶版になっていますので図書館でもご利用下さい。
4.要約した結論はJISB1051/強度区分10.9(YS,940MPa)同8.8(YS,640MPa)以上の高強度ボルトは遅れ破壊の危険性を導入するだけで,ボルト締結体の安全性向上には役立たないものです。
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
(有)トリテクノ
東京都中央区新川2-2-1-614
Tel :03-3555-0986, Fax.:03-3555-0988
E mail: tri_123@d4.dion.ne.jp
松木啓介
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
選択無し 2005-02-08 00:00:00
[回答]ボルト溶接
SHP440−0Dの板にSAE10B23Mウエルド
ボルトを溶接しているが、強度が安定しない。
アドバイスが出来ればほしいのですが、お願い致します。
選択無し 2005-10-18 00:00:00
今ご覧のページは、「旧掲示板 過去記事アーカイブ」です。
新しく記事を投稿する場合は、「ねじのしゃべり場」をご利用下さい。