ねじの頭部分の穴の形は、+、−、六角などいろいろな形があると思うのですが、どのような選定方法で形を決めるのですか?(ここはプラス、ここはマイナス、ここは六角など)
一般消費者
[回答]使用目的
一般的には締付けの作業性やねじサイズ,締付力などによって決まると思います。
十字穴はドライバービットに食い付くため、連続したねじ締め作業に向いており、
家電製品の組み立てや建築内外装など広く使われています。
また、ねじ製造時に頭部と十字穴を同時に成形するため、生産性に優れています。
すり割り(−)は十字穴が発明される以前は主流でしたが、十字穴に比べ作業性,
生産性は劣りますので、現在は美観上の要求や、調節ねじに使用されている他、
コインで回せるように溝幅を広くしたものもあります。
最後に六角頭や六角穴はトルク伝達力が高いので、機械部品や構造物等、高い締結
強度を要求されるボルトに使用されています。
選択無し 2004-05-12 00:00:00
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