機械の構成部品にSPCC材で製作した溶接構造体の製缶部品があり、構造上12t鋼板と2.3t鋼板をM5x10のボルトで8Nmで締結した後に、回り止め対策でボルト頭部に点付け溶接を施して、焼鈍する部品があります。
そこで、質問ですが完成部品を見るとボルト頭部の点付けビード部から割れが生じてしまっております。ボルトに点付け溶接をして焼鈍しても割れないボルトがあれば御教授ねがいたく思います(材質変更、ボルト種変更等)。なお、使用した六角穴付きボルトの強度区分は12.9を使用しております。
ねじユーザー企業(技術者)
[回答]12.9ボルトの溶接
強度区分12.9のボルトは炭素量がおよそ0.35%です。しかも調質してあります。溶接すると割れるのは当たり前です。
M5であれば強度区分4.6 or 4.8の十字穴付きねじ(C≒0.15)をお使い下さい。溶接しても割れるようなことはありません。
選択無し 2004-04-06 00:00:00
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