ユーザーから12.9TBのメッキ処理に関して
現在はベーキング処理を施して、その後メッキをかけて
いますが、この作業は本来強度10.9の物までで、
強度12.9の物に関しては本来メッキをかけること自体が
適さないのではないかとの問い合わせがありあました
強度が落ちるというような意味合いではなく
メッキをかけることで、ボルト本来の機能が失われる
という意味合いです
私としては特に問題ないと考えていますが
いかがなものでしょう?
皆様のお知恵をお貸し下さい。
ねじ商社/販売系会社社員
[回答]12.9TBメッキについて
12.9の様な高強度ボルトにメッキ処理を行うことは、いくらベーキング処理(水素脆性除去処理)を行っても、脆性破壊の危険性を全て取り除くことは出来ないと思います。当社では、上記理由から、12T以上は一切メッキは付けません。どうしても防錆対策が必要な場合はダクロ処理を提案します。
それと、ベーキング処理後メッキと有りますが、メッキ後ベーキングですよね。もし、記述通りでしたら、ベーキングの意味がありませんので余計なことかもしれませんが書かせて頂きました。
選択無し 2004-02-19 00:00:00
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