めっきについて

電気亜鉛めっきのユニクロ・クロメートが、材料SCM435の強度10.9にはできて12.9にはできない理由がいまいちよく理解できません。
わかりやすく教えていただけないでしょうか。

一般消費者

[回答]遅れ破壊のためであると考えられます。

詳しいことはわかりませんが、遅れ破壊が関与しているためであると考えられます。一般に締結用部品で熱処理したものは強度が高いものほど遅れ破壊の感受性が高くなることが言われています。JIS B 1044の締結用部品−電気めっきには締結用部品で320HV(強度区分10.9以上)を越える場合にはベーキング等が必要であり、365HV(主に強度区分12.9以上が該当するものと思われます)を超える場合には同意書等が必要になってくると書かれています。従って、強度区分の高いものに関しては当社で行っているダクロタイズド等が有効であると考えられます。

選択無し 2004-01-16 00:00:00

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