バーリングタップの強度

当社におきましてターレットパンチングによるバーリングタップの加工を行っております。
材料によるねじ強度のばらつきなど測定しようとしております。
タップが切れるまで行う限界試験(数値測定)を行う最適な方法があればアドバイスをお願いしたく存じます。

バーリングタップの加工をしている材料;SGCC t1.2mm
ねじサイズ;M6
製品に使用しているおねじ;一般的なM6アプセットボルト
以上宜しくお願い致します。

ねじユーザー企業(一般)

[回答]バーリングタップの強度

メネジの強度を測定するには、ダイヤル式トルクメーターが一般的です。測定したい母材を万力等で固定し、ボルトを挿入してトルクメーターでトルクを掛けます。
n=10ぐらいテストを行い、平均値や強度のばらつきを見ます
t=1.2ですと、バーリング立ち上がりが1.2〜1.5位でしょうから、ネジピッチ1.0のM6をねじ切った場合、2山〜3山が限界でしょう。強度もそれほど無いと思います。
もし、強固なネジ山を必要とされる場合は、セルフクリンチングナット(プレス圧入ナット)や、ブラインドナットなどを使用されるとより良い結果がでると思います。
(参考までに、セルフクリンチングナットM6で、SPCC t=1.0に加締めた場合のトルク強度は、約100kgf/cmです)

弊社はセルフクリンチングナット/ブラインドナットのメーカーですので、各種供給可能です。プレス圧入方式も是非ご検討下さい。また、詳細につきましては下記宛てにお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。

日邦産業 (株)
東京営業所 担当 : 中山 恵司
東京都台東区台東 2-31-3
TEL 03-3834-3210
FAX 03-3834-3239

nippo-kz@sight.ne.jp

宜しくお願いいたします。

選択無し 2003-06-23 00:00:00

過去記事アーカイブ 人気の記事10件

新しく質問を投稿する場合には、ねじのしゃべり場をご利用下さい

今ご覧のページは、「旧掲示板 過去記事アーカイブ」です。
新しく記事を投稿する場合は、「ねじのしゃべり場」をご利用下さい。