六角穴付き止めネジの種類の使い分け

先日エンドユーザーにてネジ緩みがあり六角穴付き止めねじを交換しましたが、元ついていたものの先はひらさき(先端が真ちゅう)で交換したものがくぼみ先でした。(カムをシャフトで固定する目的で使用)
 ひらさきとくぼみさきの使用目的を教えてください
 またこの処置でどのような問題が考えられますか?
 よろしくご指導の程お願いいたします

ねじユーザー企業(技術者)

[回答]六角穴付き止めねじの種類の使い分け

六角穴付き止めねじの先端形状には、平先、クボミ先、トガリ先、棒先等でギヤーやカム等をシャフトとの固定締付に使用されています。その固定力で先端形状が考案されてきたもので、最近はダブルポイントやナールリング付き等
も考え出されています。
止めねじの硬さはHRC50位あります。シャフトの硬さが柔かい程良く締まります。
締付力をアップさせるにはシャフトに平行に止めねじを増やすと締付け力はアップします。逆に軸と直角に止めねじを増やす場合は角度が小さい程良く締まります。
今回のお尋ね内容からしますと、シャフトにキズを付けない様に先端を柔かい銅で締めてあったと思います。
クボミ先は良く締まるかも知れませんが、シャフトをキズ付け抜けなく成ることも考えられます。
もう少し詳しく調べたいとお思いでしたら、ご連絡下さい
資料をお送り致します。
以上

選択無し 2003-03-18 00:00:00

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