セルフタップねじの下穴径について

アルミダイカストの筐体に部品を取り付けるため、組み小ねじを廃止しタッピンねじ(セルフタップ)を使用することでコストダウンを図ろうとしております。
ボスをたてて鋳抜きピン(テーパ0.5°)で下穴をあけたままでタッピンねじを使用することはできないでしょうか。あるいはストレートの下穴加工をしなければならないでしょうか。

ねじユーザー企業(技術者)

[回答]タッピングねじの下穴径について

タッピングねじの下穴径、適正締め付けトルクなどに付いてはISO、JISの規格はありません。なぜかといいますとタッピングねじを使用するときは、締め付け部材の材質、タッピングねじの種類、下穴の大きさに左右されるので正確に締め付けトルクを選定できません。弊社では高速回転で最適な締め付け条件を選定出来る測定機(PCトルクアナライザー)を用いトルク曲線解析セミナーというタッピングねじについてのセミナーを開催しております。連絡頂ければご相談にのれるかと思います。まずどのようなタッピングねじを使用して、下穴をどれぐらいするかを決め、締め付けトルクを確認しなければならないと思います。

選択無し 2003-01-21 00:00:00

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