ねじ山がボウズになった!!

初めてなのでよろしくお願いします。
鉄製の3種タッピンねじをSUS430の板にねじ込んだところ、ねじ山がボウズになってしまいました。
鉄製のねじをステンレス材(430)にねじ込んだときに、予想されるトラブルとしては、当たり前のことなのでしょうか。また、その他予想される不具合があればご教授ください。(できれば理由も)
あわせて、SUS430の板にクリーンパンチ及びバーリング穴をプレスしたときの穴側面の硬度は、一般的にどの程度になるのか、も教えて頂ければ幸いです。

ねじユーザー企業(技術者)

[回答]ステンレス材は・・・

ステンレス鋼は熱の発散が悪く、焼け付きを起こしやすい材料ですので、一般の鋼材よりねじ山がボウズになりやすいと思います。
文面だけでは、板の厚みや下穴径がわからないので何ともいえないのですが、下穴が小さすぎたのではないでしょうか。下穴を大きくすればねじ山のボウズは防げると思います。ただし保持力も落ちてしまいますので、必要な保持力とねじ込みのバランスで下穴を決定する必要があります。
また多少下穴が小さくても、潤滑剤等を塗布すれば焼け付きは防げます。
穴面の硬さについては、残念ながらわかりませんが、部材を送っていただけるのであれば、測定は可能です。

選択無し 2002-10-18 00:00:00

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