プラスチックと板金を留めるねじについて

4スミにφ3.5の下穴が開いている□60樹脂ケースに、M4のタッピンネジで板金を取付けています。このタッピンネジを締め込んだ部分から、まれにワレが生じることが分かりました。φ3.5の下穴をタップ穴に変更し、普通のネジを使うという案も出ているのですが、一般に金属への下穴ですらM4の場合φ3.3を使うのに、樹脂でφ3.5というのは、カカリが少な過ぎないかと心配しています。何か適したネジをご存知の方いらっしゃれば教えて下さい。

ねじユーザー企業(技術者)

[回答]プラスチックと板金を留めるねじについて

これは、推測ですが、タッピングをお使いとの事なので、
おそらくオーバートルクがかかっているのではないでしょうか?
それと、ねじの頭部形状は何をお使いなのでしょうか?
もしなべ頭であれば、ねじを締めこんだ時、樹脂ケースにねじ頭部が接触した時の押さえる面積が小さい為に割れてしまうのではないでしょうか?
もしそうであれば、座金を入れて見てはどうでしょうか?
押さえる面積を大きくする事で、回避できるかも知れません。

選択無し 2002-05-17 00:00:00

[回答]樹脂用タッピンねじをお奨めいたします

ご質問の内容からでは、ねじをねじ込む所の寸法や樹脂の
材質が不明なため、一般的な事を説明いたします。
タッピンねじを樹脂部材のコーナーにねじ込む場合、端からの寸法が重要に成ります。
タッピンねじは部材の下穴を押し広げる作用が発生し、これが、部材を割る力になります。
部材の材質が硬いほど、割れやすく成ります。
対策としては、下穴を押し広げる作用の少ないねじを使うことで、弊社には商品名「Pロック」が有ります。
なお、下穴径による「ひっかかり量」を心配されていますが、ねじ込み深さでカバーできます。(部材の厚さによりますが・・・)

選択無し 2002-05-21 00:00:00

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