ネジ検査

M2ネジプラグゲージを使ってバーリングタップの検査を(毎日8000pcs/人)
行っているのですがネジゲージの性能の限度をどのように管理したらいいのか
悩んでいます。
現在、ネジゲージが欠けた時点で交換しております。

ねじ商社/販売系会社社員

[回答]リングゲージには規定があるのですが

ご苦労されているようです。
JISでも、ねじリングゲージ(雄ねじ検査用)には、
「ゲージをチェックするためのゲージ」である点検用プラグゲージの規定が載っているのですが、
雌ねじ検査用のプラグゲージに対しては点検用のゲージがありません。
これは、恐らく(推測でごめんなさい)プラグゲージの有効径は、
「有効径マイクロ(大手M測定器具メーカーなどから市販されています。探してみて下さい。)」で
有効径を簡便に測定できるため、その結果で仕様の可否を判断できるからであると思われます。
測定した結果を持ってゲージが規格から外れているかどうか半田してみてはどうでしょう。

裏技ですが、(ゲージメーカーでやってくれるかどうか解らないですが)こんな手もあるそうです。
まず、公差下限狙いでゲージを作成し、TiCN(金色)をコーティングします。
さらにこの上にTiCをコーティングするのだそうです。
(2度コーティングしてもゲージ公差から外れないように!)
使用中に、下地の金色が見えてきたら摩耗限度であると判断し、
TiCをはがして、再度TiCをコーティングしまた使うのだそうです。
伝え聞いた話ですし、自分でもまだやってみたことはないので、
自信を持って奨められるわけでもないのですが、検討してみてはいかがでしょうか?

選択無し 2001-05-21 00:00:00

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