ねじ緩み防止対策

ねじの緩み防止対策の為バネ座金にするか歯付座金(外歯)にするか悩んでおります。用途の違いを詳しく(戻しトルクの違い等)教えてください。

ねじユーザー企業(一般)

[回答]ねじ緩み防止対策

ご使用条件がわかりませんが、緩み防止対策は大変難しいものです。
ご使用ボルトの種類が判りませんが。まず、許される範囲での強度の高いボルト
を選択し強く締付ける事です。次にボルト座面が陥没や焼け付き等しない選択を
する事でしょう。
選択されたボルトの強度によりますが、スプリング座金等は使用しない方がよい
と思います。気休めにはなりますが。
ボルト座面が当たる被締付物の柔かい場合はより硬くて丈夫で外径が大きく陥没
しない座金を使用するのも緩み防止となります。
ボルトの頭を埋め込むザグリ穴に入れる座金は硬さが硬い歯付き座金を使用する
のが緩み防止策です。締付ける時に、ボルト座面と座金上面でボルトが廻ると高い
締付力が得られ、緩まない結果が得られます。大きい締付力を得る事が緩み防止対策
と考えます。
以上

選択無し 2001-05-17 00:00:00

[回答]ゆるみ防止について

使用状況により異なりますが、一般的にスプリングワッシャーを使用し締結する場合Sワッシャー自身の変形によりゆるみ止め効果としてはあまり期待できない結果となります。
同じバネ座でも最近では、ゆるみ止め効果の高い皿バネや特殊な形状のワッシャーが主流となりつつあります。
また外歯座金に関しては、締結母材自身がねじの座面より軟らかい場合に効果を発揮しますが、母材自身が固く座面が食いつかない場合、かえって摩擦抵抗が減るため(接地面積が減る)あまりお勧めしない結果となります。

選択無し 2001-05-18 00:00:00

[回答]ゆるみ防止対策についての補足

使用条件によってゆるみ防止方法は変わリますが、どの方法を選ぶのが良いのかこまりますね。
前回答の補足しますと、ねじのゆるみ防止方法はボルトの強度に応じて選択します。
あまり効果が期待できないとされたスプリングワッシャー(以下SWと略す)も十分な効果
があります。
SWはその名のとうり、ばね作用でゆるみ防止をしますが切口のある形状ですので
高い強度(6T以上)のボルトを使いますとSWが変形し効果がなくなる恐れがあります。
逆に、皿ばね座金等の高強度用の座金を低い強度で締めるとボルトが座金に負けてしまい効果
が期待できません。
ですから、高強度の締め付けが出来ない場合はスプリングワッシャーを、
高強度で締め付けるなら皿ばね座金を選択すると良いでしょう。
また、座面が陥没するなら、平座金の併用が良いと思います。

選択無し 2001-05-18 00:00:00

[回答]ねじの緩み止めについて

弊社のハイブリットボルトをご検討いただいてはいかがでしょうか。従来のねじと違い、ねじ山に特殊な加工を施すことによって、スプリングバックの作用により、ねじ山自体でロックするという商品です。この製品は、従来の製品より、3〜5倍の戻しトルクが得られ、スプリングワッシャーが一切必要なくなります。ご迷惑でなければ、資料を送らせていただきますが・・・

選択無し 2001-07-10 00:00:00

[回答]究極の緩み止め対策

当方のHPサイトをごらんください。 ご質問の趣旨に全てお答えできます。

http://thanks22.cool.ne.jp/nac

選択無し 2002-11-23 00:00:00

過去記事アーカイブ 人気の記事10件

新しく質問を投稿する場合には、ねじのしゃべり場をご利用下さい

今ご覧のページは、「旧掲示板 過去記事アーカイブ」です。
新しく記事を投稿する場合は、「ねじのしゃべり場」をご利用下さい。