ねじ穴深さ測定について

異なるメーカー製のねじ穴深さゲージで測定する場合、結果が異なることで、大変困惑されています。当社は台湾のねじ商社で日本向けねじ穴の深さ測定に、メーカーが使用するゲージとお客様のが異なって、異なった結果で双方の見解が不透明で困っています。日本のねじ業界の先輩に見解を聞かせていただきたい。

ねじ商社/販売系会社社員

[回答]ゲージのメーカーが違うことが原因でしょうか?

本当にゲージのメーカーが違うことが原因でしょうか?
一般的にめねじの深さは有効深さ(プラス公差)ですので必要な深さがあるかどうかで検査結果が大幅に違う場合は検査する時のゲージに対する力の入れ加減がかなり違う場合があります。一般的なねじは2級でg6相当ですので片方の検査でゲージに力を入れ過ぎている可能性を感じます。

またJISのねじゲージは旧・検査用、旧・製作用、現行・ゲージ(1種類のみ)の3種類がありますが基準にしている規格は同じJIS2級ですので検査結果の大幅な違いの原因にはなりづらいと思います。

但しネジ深さそのもので位置決めをする場合は設計ミスの可能性もあります。ネジの深さ方向の位置決めが必要な場合はネジ山とは別にストッパになる部分を設けるのが普通です。

ねじ商社/販売系会社社員 2011-08-23 08:45:05

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