No.291 [ねじの学び舎]スプリングワッシャーって役に立ってるの?|ねじJAPANニュース(メールマガジン)|ねじJAPAN

No.291|ねじJAPANニュース(メールマガジン)

このページでは、メールマガジン「ねじJAPANニュース」の過去記事を一部抜粋して紹介しています。掲載されている情報は配信当時のものです。

[ねじの学び舎]スプリングワッシャーって役に立ってるの?

みなさん、こんにちは!
暑い日々が続いています。
梅雨明け以降の約半月間、熱中症が原因で亡くなられた方が全国で200人を超えました。
また、熱中症のため救急搬送される方も増加しています。
ここまで被害者がでると一種の災害のようにも感じてしまいます。
さて、下記に環境省の熱中症情報サイトをご紹介します。
症状・予防・対策などがまとめられたリーフレットもダウンロードできます。
正しい予防と対策で猛暑(酷暑)を乗りきりましょう。
というわけで、今回も「ねじJAPANニュース」をお届けします。

環境省の熱中症情報サイト
熱中症〜ご存じですか?予防・対処法〜(リーフレット)

ねじの学び舎

質問:スプリングワッシャーて役に立ってるの

スプリングワッシャーの弾性なんてたかがしれてるし、深ザグリ穴には入っていないし、金型にも入っていないし、ゆるみ止めの効果はあるのでしょうか。
他に何か効用はあるのでしょうか。

回答

長方形断面のコイルばねの一巻き分にあたるような弾性座金で、切断部の爪が締め付けたねじ部分の座面に引っかかって戻り回転(戻り止め)を妨げるような巻き方向になってます。
戻り止めとは、それを相手方のねじ部にねじこんだりねじ戻したりするときのトルクを規制するもので、締め付けトルクへの影響や締め付けた状態での緩み止めへの寄与は、戻り止め機能にとっては余り機能しませんが、その効用は、緩んでしまった後にナットの脱落・紛失及びコスト的に安い為、市場性があります。

回答

ボルトまたはナットの座面と被締付物の座面との間にばね作用を働かせるものです。
このばね作用は、振動等により締結部に外力が加わった場合、ボルトまたはナットの座面と被締付物の座面との緩衝役となり、ボルトの受ける外力を和らげる役割を果たします。
何もない場合、締付軸力は急激に低下し、緩んでしまうことになります。
これを防止するため、他に伸びボルトを使用する方法もありますが同じ目的です。

編集後記

3人に1人が検索エンジンに「少し不満」「大いに不満」

★インターネット検索エンジンBing登場
1年間のベータ版の期間を経てマイクロソフト社が提供するインターネット検索エンジンBingの日本語版が正式にサービスをスタートしました。
日本ではインターネット検索利用者の約90%がYahoo!もしくはGoogleを利用しています。
「特にYahoo!やGoogleで困ることはないし、そのままで良いのでは?」
多くの人がそう思うかもしれません。
それでも、目的の情報がなかなか見つからないため、何回かキーワードを変えて検索し直した・・・という経験がありませんか?
このBingには、欲しい情報を探すのに便利な機能が幾つかありますので、今回はそれを紹介したいと思います。

★カテゴリー分けで分かりやすく
Bingの大きな一つ目の特徴は、検索キーワードに応じたカテゴリーが左側に表示されることです。
例えば、「北海道」という地名で検索すると、北海道 地図、北海道 観光、北海道 天気、北海道 求人、北海道 土産というカテゴリーが左側に整理して表示されます。
Bingの場合1-5位は北海道というキーワード検索の結果が表示されます。
しかし、その下の各3件は、北海道 地図、北海道 観光などの各カテゴリー上位3サイトが紹介されます。
まだ全てのキーワードでカテゴリーが表示されるわけではありません。
しかし、Bingはカテゴリーで分けるという切り口で、欲しい情報へユーザーがたどり着きやすくしているのです。

★欲しい情報が埋もれて見つけにくい・・・。
考えるとインターネットの黎明期はネット上には今のように情報量は溢れていませんでした。
そのため、言わば入力したキーワードに対応した優良なサイトをランク付けして表示するGoogleの検索サービスがとても便利でした。
しかし、今では個人が手軽に情報発信できるブログというインフラが整備され普及したこともあり、インターネット上には膨大な情報が溢れています。
そのため、自分の欲しい情報に辿りつくのは難しくなっているのではないでしょうか。
※検索エンジンに関するある調査によると、Yahoo!・Googleなどの検索エンジンに対して、3人に1人が「少し不満」「大いに不満」と回答しています。
「SEO成功の法則-確実に成果を出す実証的SEOの新常識」P160より)
実際、インターネット検索では、単一キーワードで検索するユーザーよりも、複数キーワードで検索するが増えています。
では、ある製品の口コミを知りたい時、最も良い検索フレーズはどれなのでしょうか?
「製品名+口コミ」それとも「製品名+評判」,「製品名+レビュー」
検索フレーズを変え何回も調べる手間を考えると、Bingのカテゴリー分けというアプローチは使い勝手という視点で理にかなっているように感じます。
ちなみに、検索結果の上にカーソルを載せることで、サイトのより詳しい情報がポップアップで表示される「ホバープレビュー」という機能もあります。
つまり、わざわざクリックをしてサイトを訪れなくても、自分に関係あるサイトかどうかを見分けることができるのです。
さて、Bingの検索精度自体はまだまだGoogleには及んでいないように個人的に感じます。
そのため、「いつもBingで検索しよう」とまでは残念ながら感じません。
それでも、ユーザーの欲しい情報へたどり着きやすくしようとする親切な取り組みに、これからも期待したいと思います。

★Bingショッピングで口コミ検索はお薦め!
さてもう一つ。
個人的になかなか面白い!と思った機能が「Bingショッピング」です。
買い物前にインターネットの口コミを調べる人は多いのではないでしょうか。
「Bingショッピング」で製品名を検索すると「商品」と「口コミ・レビュー」という2つのタブが現われます。
その「口コミ・レビュー」タブをクリックすると、検索した製品名の口コミがずらりと表示されます。
しかもその一覧は、ユーザーレビュー、専門家が書いたエキスパートレビュー、相談&質問、ブログというようにここでもカテゴリーが分かれている親切な作りです。
Amazon、価格.comなどのサイトでチェックしたり、Yahoo!・Googleなどで口コミを探したりするよりも、この機能で口コミを探す方が早くて便利に思えます。
もちろん、取扱ネットショップ、販売価格の比較、ショップ評価((株)ECナビの情報が元)などの情報も「商品」タブをクリックすれば確認できます。
このBingショッピングは、これから使ってみたいと思いました。

★今後、Yahoo!とGoogleの検索結果は似通ったものに
さて、米Yahoo!は検索エンジンとしてこのBingを採用しました。
この流れを受け日本のYahoo!でもBingが採用されるのではないかと思われていました。
しかし予想に反して日本のYahoo!は、Googleの検索エンジンを近日中に採用するとアナウンスがありました。
つまり2社で日本市場の約9割を占めるYahoo!とGoogleの検索結果は大部分で似通ったものになります。
その状況の中、マイクロソフト社が提供するこのBingは、日本の検索サービスにおける唯一のGoogleの競争相手になることでしょう。
今後はこの両社が競い合うことで検索サービスをもっと使い勝手の良いものへ進化させることを願っています。

2010/08/02配信