No.257 [ねじの学び舎]SUSボルトの有効径について|ねじJAPANニュース(メールマガジン)|ねじJAPAN

No.257|ねじJAPANニュース(メールマガジン)

このページでは、メールマガジン「ねじJAPANニュース」の過去記事を一部抜粋して紹介しています。掲載されている情報は配信当時のものです。

[ねじの学び舎]SUSボルトの有効径について

みなさん、こんにちは!
以前の号で紹介したHondaインサイトの販売が絶好調です。
やはり、200万円を切る価格設定が消費者の心を動かしたのでしょうか。
Hondaに負けじとTOYOTAも
低価格設定のハイブリット車を開発するようです。
というわけで、今回も、ねじJAPANニュースをお届けします!
「インサイト」3倍超す疾走 月間5000台計画が…受注1万8000台
└→http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200903110093a.nwc
トヨタ、200万円切る新型ハイブリッド車 2011年メド
└→http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/tegakari.aspx?site=MARKET&genre=c3&id=AT1D1102J%2012032009

ねじの学び舎

質問:SUSボルトの有効径について

SUSボルト有効径について教えて下さい。
先日ある客先で確か12mm径のSUSボルトを納入したのですが
有効径が細いとクレームがきました。
それは日本製の物を納入してのですが、代替品で輸入品(中国製)の物を入れると
有効径のしっかりしたものでした。
日本のステンレスボルトというのは
どういった規格で製品を作っているのでしょうか?
是非教えてください

回答

規格値の範囲内でMin品とMax品の違いでは?
日本と中国の規格の違いではないと思います。
偶然に規格値の範囲内でMin品とMax品の違いだったのでは?
ねじゲージを通してみることをお薦めします。
ヘッダー行程でダイスが新しいと製品ブランク径はMin値で出来ます。
一方、使い込まれたダイスは摩耗、型磨きによってブランク径が太めになります。
新しいダイスで打ったブランクを
ローリング行程で流す時に止まりゲージが止まらない(ねじが細い)
ことがあるくらいですから…
そのような違いだと思います。

編集後記

広告費 インターネットが新聞を抜く!?

電通が「2008年の日本の広告費」を発表しました。
まず、4マスと言われるテレビ、新聞、雑誌、ラジオの広告費は、4年連続の減少。
反対に、インターネット広告費は16.3%増。(1)
既存の広告からインターネットへのシフトが
まだまだ続いているのが分かります。
今のようなインターネットの成長と新聞の減少が続けば、広告費でインターネットが新聞を抜くのは、数年のうちに、早ければ来年にも逆転すると見る専門家もいます。(2)
しかし、インターネット広告であれば、どの分野でも成長してるわけではありません。
検索連動広告(22.9%増)特にモバイル検索連動広告(前年比200%)の
伸び率と比較して、バナーなどのディスプレイ広告は、それほど成長していないことが指摘されています。(1)
加えて、インターネット広告単体だけでなく、テレビCMの最後にインターネット検索を促し、ホームページに誘導させる手法も広がっていることも指摘しています。(1)
全体として成長を続けるインターネット広告ですが、不特定大多数に宣伝するという点では、テレビにまだまだ軍配が上がります。
しかし、CMの時間内で伝えられる製品情報は限定されています。
テレビで新商品を知ってもらい、インターネットで商品を詳しく調べてもらい購入意欲を高める。
そのために自社商品のホームページを、詳しい商品情報や魅力的なコンテンツへと整える。
「テレビとインターネットどっちが優れているか?」ではなく、テレビ、インターネットの長所と短所、それぞれのメディアの特徴を知った上で消費者へ訴える時代へと、ますます変化していくのではないでしょうか。

参考
(1)2008年日本の広告費 株式会社電通
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2009/pdf/2009013-0223.pdf
(2)電通の日本の広告費調査
景気後退で5年ぶりに前年割れ ネットが躍進
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090223/biz0902232219020-n1.htm

2009/03/16配信