No.246 [ねじの学び舎]タッピングねじの切粉に関して|ねじJAPANニュース(メールマガジン)|ねじJAPAN

No.246|ねじJAPANニュース(メールマガジン)

このページでは、メールマガジン「ねじJAPANニュース」の過去記事を一部抜粋して紹介しています。掲載されている情報は配信当時のものです。

[ねじの学び舎]タッピングねじの切粉に関して

みなさん、こんにちは!
朝食は、生バナナと水だけ。昼食・夕食は好きなものを食べてもOK。
がまんがいらない こんなダイエット方法が、テレビで取り上げられ大ブームになっています。
おかげで、スーパーではバナナが品薄に・・・。
振り返れば今までも、寒天、納豆、ココア・・・などなど、いろいろな食べ物がブームになりました。
さて、次は何がブームになるのでしょうか?
というわけで、今回も、ねじJAPANニュースをお届けします!
バナナが消えた!「ダイエット効果」人気過熱
└→http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080927-OYO1T00438.htm?from=top

ねじの学び舎

質問:タッピングねじの切粉に関して

タッピングねじ(セルフドリリング)で、切粉が手前に発生し難いものはありませんか?
あるいは、考えられないでしょうか?
手前とは、ねじを打ち込む側のことです。
水周りの工事で、ねじを使用する場合、切粉が手前に落ちたまま残って、さびの原因になって苦慮しております。
ねじはSUSを使用してさびないのですが、ラミネート鋼板を使用する場合があります。
これを改善できるものがあれば、助かりますし、是非採用をしたと思います。

回答

ご承知の通り、ドリルねじは切削によって被締結部材へ下穴を明け、締結を行うねじですので、作業側へは必ず切粉が発生してしまいます。
従って、切粉をゼロにするには、切削加工をするドリルねじではなく、切削をしないねじを使うより方法はありません。
使われる板厚が1.0mm以下に限定されるのであれば、バリックと呼ばれるねじがあります。
この製品は、先端が釘状になっており、相手部材を押し広げて穴を明け、締付け出来るねじです。

編集後記

百度・・・角度でも温度のことでもありません。

百度と書いて、Baidu(バイドゥ)と読む検索エンジン(サイト)です。
アジア・パシフィック地域での検索エンジンランキングを見ると、1位は、もちろんGoogleで33%。
2位はYahoo!・・・・では無く、27%でこのBaidu(バイドゥ)なのです。(1)
中国国内中心の検索エンジンですが、国内では、約60%というユーザーからの圧倒的な支持を受け、アジア・パシフィック地域で、1位のGoogleを猛追しています。
中国では、Googleは大差を空けられ27%の2位です。
中国でのシェア率、中国のインターネット人口増加率、中国がアメリカのインターネット人口を
今年にも上回ると予想される規模の大きさを考えると、この地域でGoogleを逆転する日も近いのかもしれません。(2)
この検索エンジン百度が、今年1月、日本に本格的に上陸しサービスを開始しました。
「いやぁ~、日本ではYahoo!やGoogleがあるので、難しいんじゃない!」
そう思ってしまうところですが、検索サービスは、他社への乗り換えがとても簡単なサービスです。
例えば、今までYahoo!をメインに検索していたユーザーが、別サイトに乗り換えるのに、解約金などの費用がかかるわけではありません。
複雑な手続きが必要でもなく、ブラウザの設定を変更するだけです。時簡にしてもわずか数分。
この特性上、検索サービスで画期的な技術が生み出されたとき、瞬く間に業界覇権図が塗り替えられる可能性が大きくあると思います。
果たして、百度は日本で受け入れられるのか?
さらには、中国では成功した百度が、Googleのように世界展開できるのか?
日本市場がその試金石となっているのかもしれません。
百度
http://www.baidu.jp/

参考
(1)コムスコアが2008年7月のアジア・パシフィック地域における
検索ランキングを発表
http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2475
(2)2008年末には米国を上回る?
--中国のインターネット人口、いよいよ2億人へ
http://japan.cnet.com/column/china/story/0,2000055907,20364556,00.htm

2008/10/07配信