投稿者:機構設計者さん
タッピンねじの銅メッキ品でねじ山の潰れが発生しました。
熱処理による硬度UPで改善はしたのですが、メカニズム(余裕度)を検証したく、その方法を模索しています。
何か良い方法はないものでしょうか?
相手材はSECCで、単純な硬度比較では恐らく熱処理対策前でも余裕があると思われ、メッキの凝着による抵抗の増加が主原因であろうと推察しています。
知見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご教授下さい。
よろしくお願いします。
回答者:Yukiさん
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私の頭が悪く誤解しているかもしれません。
・素材は鉄で銅鍍金ですか?
・素材熱処理後、銅鍍金ですか?
・銅鍍金後熱処理ですか。
・銅の熱硬化に関してWikipadiaに「時効(金属)」の項目がありますが参考になりますか?
回答者:機構設計者さん
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Yukiさん
度々申し訳ありません。
>・素材は鉄で銅鍍金ですか?
→母材は鉄で銅鍍金したものです。
>・素材熱処理後、銅鍍金ですか?
>・銅鍍金後熱処理ですか。
→元々は母材を浸炭焼入れ後に鍍金していましたが、この状態でネジ山の潰れが発生したため、浸炭焼入れ後、更にネジ先端部のみに追加で熱処理を加え、銅鍍金したものに変更して現象が改善しました。
>・銅の熱硬化に関してWikipadiaに「時効(金属)」の項目がありますが参考になりますか?
→Wikipediaも確認させていただきましたが、前述の通り、少し内容が異なると思われます。
回答者:機構設計者さん
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Yukiさん
>加工硬化とか熱硬化を検証したいということですかね?
→仰るとおりです。
改善前後で熱処理としての管理値(硬度)は標準として決まっているものなので、ねじ山の潰れが発生する閾値はこの間にあると考えており、その閾値を検証したいです。
鍍金違いでもねじ山の潰れが出る/出ないがあるため、鍍金そのものの抵抗等もパラメータとして含んでいると考えています。