投稿者:愛知県のねじの製造業さん[職種は非公開]
5mmのスタッドボルトを鉄板に溶接後溶融亜鉛メッキした物に、再タップしないで締め付けることができるナットは有りませんでしょうか?
回答者:ユリシスさん
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>5mmのスタッドボルトを鉄板に溶接後溶融亜鉛メッキした物
スタッドボルトということで、頭の無いボルトを鉄板に締め付け(あるいは設置し)た後溶接して、
その上からボルト部分だけに溶融亜鉛めっき処理を行ったもの、という事でしょうか?
>再タップしないで締め付けることができるナットは有りませんでしょうか?
リタップするということは、この流れのどこかでナットのねじ穴がふさがってしまうという事でしょうか?
スタッドボルトのねじ山がスパッタやめっきの膜厚でつぶれてしまうという意味であれば、
もう少し違う問題ではないかと思うのですが…
シーンがイメージしづらいので、補足された方が良いかもしれません。
回答者:愛知県のねじを使用するユーザーさん[職種は非公開]
ご意見ありがとうございます。
補足します
スタッドボルトを鉄板に溶接した後鉄板ごと溶融亜鉛鍍金(ドブ漬け)処理をしたもの。
そのスタッドを使い別の部材を取り付けする作業があります。
ねじ山に鍍金がのっているのでリタップしナットで締め付ける方向で検討しております。
鍍金の度合いにもよると思いますが手間を省く意味でタッピングを兼ねたナットがあれば捜しております。
回答者:ユリシスさん
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早速補足していただき、ありがとうございます。
ご質問者様が意図しておられるものと、お使いのワードがかみ合っていないのではないかと感じました。
「タップ」というと、めねじ(ナットなど)のねじ山を切るという意味になってしまうので、
おねじ(ボルトなど)のねじ山を切る事は「ダイス」と呼ぶ方が誤解されずに済むと思います。
工具で言えば「ナットダイス」という工具(六角スパナにはめ込んで使用できるような工具)がありますが、それではお探しのものとは一致しませんね…もしかすると既にお使いかもしれませんし。
回答者:大阪府の表面処理さん[営業]
はじめまして。ダクロタイズド及びジオメット処理をおこなっております。
今回のご質問内容とは、若干角度は違いますが…ご提案させていただければと思い回答させていただきます。
顧客からの指定が『溶融亜鉛メッキ相当』(HDZ35相当等)でも可、又は、別の表面処理をご提案することが可能なのであれば、弊社が行っております『ダクロタイズド及びジオメット処理』をする事で上記内容の解決(勘合)に繋がると思われます。弊社の表面処理の特徴として、薄膜(8〜10μ程度)で高耐食を発揮するというものです。
使用環境等にも左右されることがある為、使用環境・現行スペック(規格)・全体製品形状・サイズ等をお教えいただき、弊社の表面処理をご紹介させていただければと思います。
回答者:nobodyさん
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ドブめっきはおねじがそのままの太さでナットのメネジがドブ用の太めのものを使うのが「お約束」です。ナットだけの問題なら単純にドブめっき用のナット(ドブめっき付きのナットがそれに当たります)を使ってください。
ドブめっき付きナットが入らない場合は一般的なドブめっきの規格より厚く亜鉛層が付いてしまっていることになりますのでこの場合は表面処理を実施した処理業者さんにクレーム対応してもらうのが原則でしょう。