タップタイトをタップを切ってある孔にねじ込んだ時の弊害

お世話になります。スタッドにM2.6×0.45の孔を
あけてある所にタップタイトをエアードライバーで
ねじ込んだ場合にどういう弊害があり、トラブルとしてはどんなことが起こる可能性がありますか?今、得意先で弊社が納入した上記のスタッドにねじがはいらずに途中で止まるという問題が発生しました。スタッドは自動で10.000単位で生産してもらっております。そのうち2件発生したとのことです。

ねじユーザー企業(弱電・IT/技術者)

[回答]RE タップタイトをタップを切ってある孔にねじ込んだ時の弊害

相手側に雌ネジ加工がされていると言う事ですので、タップタイトを締めこむのに奨励されている内径よりも細くなってしまっているために途中で止まってしまうものが出てきているのではないかと思います。

ですが、仮に締め付けトルクを上げてその不具合を解消するとしても、今度は空回りの危険性が大でしょう。

現状ご使用いただいている条件が、ネジを使用いただく上で「想定外」な部分がかなりあると思いますので、どのような弊害が今後出てくるかはデータ的にはわかりかねるのではないかと。(あくまで私見ですが)

根本的なところですが、なぜ雌ねじ加工されている所にタップタイトを使用しているのでしょうか?
ちなみに、タップタイトの種類によっては小ねじと同ピッチのものも存在しますので、ネジの変更での対応で、問題の解消になるかもしれません。

ねじ製造会社社員 2007-05-30 11:39:56

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