はじめまして。
伊丹市立鴻池小学校 5年 池田 直矢といいます。
今 総合学習の授業で ねじの事をいろいろと 調べています。
図書室の本など探しているのですが なかなか見つかりません。
教えてください! ねじには なぜプラスとマイナスがあるのですか?
プラスとマイナスの使い分けはどうわけているのですか?
一般消費者
[回答]プラスとマイナス
ちょっと質問から離れるかもしれませんが、
プラスとマイナスのねじ、どちらが先に生まれたかをと言うと、マイナスのねじが先に誕生しました。これは、作る技術の問題で、マイナスのねじは、簡単に言うと、のこぎりのようなもので削ってマイナスのミゾを作るのに対して、プラスのねじは、複雑な形状をした穴なので、当時そう簡単には作ることができませんでした。プラスの穴を作るには、学校の工作で使う粘土を思い浮かべてほしいのですが、プラスの穴と同じ形をした、とがったもの、例えばプラスのドライバーの先を粘土に突き刺すようにして作ると考えて下さい。軟らかい粘土のようなものだと簡単にプラスの跡がつきますが、金属でできているねじの場合には、同じように突き刺して変形させて、沢山のねじを作くることが難しかったのです。その後、作る技術が発達したので、今ではプラスのねじも簡単に作れるようになりました。
当然、プラスのねじはプラスのドライバーで、マイナスのねじはマイナスのドライバーを持っていないと、しめたり、ゆるめたりはできませんが、どっちが使い易いか、どこに使うかは、使う人が決めている場合が多いです。ひとつの使い分けの例としては、プラスは穴になっているので水がたまり易いのに対し、マイナスは水がたまりにくいということがあるので、水がたまるのをきらう場合にはマイナスのねじを選んで使う場合もあるようです。
こんな答えで良かったかな?私にも、小学校6年生の男の子がいるので、子供に分かるように書いたつもりですが、分かりにくかったら、ごめんなさい。
選択無し 2001-10-31 00:00:00
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