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申し訳ありませんが私はM20のボルトの生産で冷間加工が主であるかどうかまで把握しておりません。
もう少し細いサイズから熱間加工で作られるものもあると聞いています。
私に言えるのは冷間加工(ヘッダー加工)に使われるのは線材であること、その線材はかなりデリケートな材料管理が必要になることです。
デリケートさ加減の例としては真鍮ねじ(C2700系)の素材にはリサイクル材料を使わないということを聞いています。リサイクル材料だと成分的に規格に収まっていてもシワ、ワレ、ヒビ、頭飛びなどが発生しやすくなり製品レベルの品質が保てないとのことでした。
お題のSS400程度ということだと材料がヘッダー加工には向かないと思われます。
線材として出回っておらず、材料の規格としてもヘッダーに掛けるには大雑把すぎるように思われます。
先の例から類推すればヘッダー加工しても不良品の発生を押さえきれないのではないでしょうか。
ちなみにSWRCHとSWCHの「H]はヘッダー加工用の材料を意味するものだそうです。
投稿日:2012-11-05 09:47:24